(いぬやしき)安堂直行のマンション
「いぬやしき」に出てくる安堂直行のマンションのモデルです。漫画中でたびたび出てきますが、マンション周りの位置関係(周囲の建築物やバス停)はまさにそのままで出てきます。セリフから池袋の近くかと思っていましたが、実際は神奈川県横浜市青葉区すみよし台の近くで、最寄り駅は「こどもの国」です。池袋よりも新宿や渋谷の方が近く、渋谷まで約50分かかるところなので、ちょっと池袋まで出るという感じの距離ではないです。
(上:奥浩哉『いぬやしき』2巻16話(講談社)、下:Googleストリートビュー より)
マンションの前にあるバス停です。この交差点は漫画中では「居浦橋」となっていますが、実際は「奈良橋」といいます。よくみると選挙のポスターの絵柄まで似ています。
(上:奥浩哉『いぬやしき』2巻16話(講談社)、下:Googleストリートビュー より)
地図はこちら。
漫画中のマンションからの景色が、すみよし台の丘からこどもの国を見下ろした風景に似ていたので気が付きました。
マンションの裏側もアニメ版と全く同じです。
バス停の風景
いぬやしきの実写映画版(2018年)でもこのマンションがそのままロケ地として登場しています。
(2021/1/23 追記)
「死役所(テレビ東京2019年のドラマ)」の第1話でも、作中で自殺した少年の自宅としてこのマンションが登場していました。
なぜこれほどいろいろな作品に同じマンションが登場しているのでしょうか?疑問に思って調べてみたら、このマンション(メープルハイム)の402、604号室はロケ地として貸し出されている場所なのだそうです。
このあたりは都心から比較的近いのに人通りが少なく、ロケ地にはもってこいかもしれないです。いぬやしきの漫画でもアニメでもテレビドラマでも、全てこの場所がロケ地として貸し出されている場所だから、全く同じ場所が使えたんですね。長年の疑問が解けました。いわゆる「あのプール」と同じですね。